2026年2月15日、京都の冬の風物詩である京都マラソン2026が開催されました。
今大会は「SUPER MARIO BROS. 40TH 京都マラソン2026」として、任天堂のスーパーマリオブラザーズ40周年を冠した特別な大会です。
たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園内)をスタートし、平安神宮前へフィニッシュするコースを、約1万6千人のランナーが駆け抜けました。
一方で、走りたい人にとって最大の壁になるのが「そもそも参加できるのか」という抽選です。
倍率はどのくらいなのか、マラソンとペア駅伝ではどちらが当たりやすいのか、落選しても走る方法はあるのか。
私もこの手の抽選ものを見ると、つい「どの枠が狙い目なのか」を先に考えてしまいます。
この記事では、京都マラソン2026の確定した倍率と応募データ、過去の推移、エントリー方法、抽選結果の確認手順までを、公式情報を軸にわかりやすくまとめました。
京都マラソン2026の倍率は?
京都マラソン2026の抽選倍率はマラソン2.7倍、ペア駅伝3.5倍です。
これは京都市が2025年9月30日に発表したランナー募集結果による確定値で、私の推測ではありません。
エントリー数の合計は39,221人(海外ランナー2,386人を含む)。
京都マラソンは「倍率が高いから諦める大会」ではなく、年々わずかに扉が狭くなっている大会だと私は見ています。
マラソン一般枠とペア駅伝における難易度の目安
まずは2026大会の抽選枠を、そのまま数字で並べます。
ここは公式発表の数値ですので、記事内で最も信頼できる部分になります。
| 種目 | 定員 | 抽選対象者数 | 倍率 | 2025大会 |
|---|---|---|---|---|
| マラソン(抽選枠) | 12,798人 | 34,987人 | 2.7倍 | 2.1倍 |
| ペア駅伝(抽選枠) | 230組460人 | 814組1,628人 | 3.5倍 | 2.8倍 |
注目したいのは、ペア駅伝は毎年マラソンより倍率が高いという点です。
2024大会が1.8倍と2.7倍、2025大会が2.1倍と2.8倍、2026大会が2.7倍と3.5倍。
4年連続でペア駅伝のほうが競争率が高く、その差は広がっています。
理由は単純で、ペア駅伝の定員は230組、つまり460人分しかないからです。
マラソンのように定員1万人規模で薄く広がる枠ではないため、2人1組という単位の希少性がそのまま倍率に表れています。
【狙い目】
- 1位:マラソン一般枠(定員が大きく、応募の分母も分散しやすい)
- 2位:京都市民枠(該当者のみ。優先抽選があり、一般枠より当たりやすい実績がある)
- 3位:ふるさと納税枠(抽選なしの先着。ただし寄付10万円以上が条件)
【激戦予想】
- 1位:ペア駅伝(定員230組という構造的な狭さ)
- 2位:マラソン一般枠の市外在住者(市民枠の恩恵が受けられない)
- 3位:ボランティア経験者枠・サブ3.5/サブ4応援枠(2026大会の募集要項では確認できないため、事実上枠が縮小した可能性)

ペア駅伝は「2人で走れるから当たりやすい」わけではありません。
定員が小さいぶん、組数あたりの競争はマラソンより厳しいと見ておくのが安全です。
他都市の大規模市民マラソンと比較した狙い目度
京都マラソンの難易度は、単独で見ても実感が湧きません。
そこで主要な市民マラソンと並べてみます。
ただし大会ごとに定員の内訳も公表の仕方も違うため、単純な順位付けはできない点に注意してください。
| 大会 | フル定員 | エントリー数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 京都マラソン2026 | 16,000人 | 抽選対象34,987人 | 2.7倍 |
| 京都マラソン2027 | 16,000人 | 抽選対象37,340人 | 3.1倍 |
| 神戸マラソン2026 | 20,000人 | 61,173人 | 2.9倍 |
| 大阪マラソン2026 | 31,970人 | 約66,000人(報道ベース) | 約1.94倍(算出方法が異なる参考値) |
| 東京マラソン2026 | 非公表 | 30万人規模との推定あり | 約10〜12倍(推定・非公式) |
この表から私が読み取ったのは、京都は「東京ほどではないが、神戸と同水準まで上がってきた」という位置づけです。
2026大会の時点で京都は2.7倍、神戸は2.9倍とほぼ並んでいます。
一方、大阪の約1.94倍は報道で報じられた応募者数を全体定員で割った数字で、分母の取り方が京都・神戸と異なりますから、そのまま「大阪は簡単」と判断するのは早計です。
私なら、関西で出走権を取りに行くなら京都と神戸を同列に考え、大阪は別枠の選択肢として併願する感覚で組み立てます。
過去の倍率推移から読み解く人気傾向と今後の競争予測
近年の応募者数と抽選ボーダーラインの変化
京都マラソンの倍率は、コロナ前とコロナ後で姿がまったく変わっています。
2019大会は5.3倍、2020大会は5.2倍で、当時は「当たれば奇跡」に近い大会でした。
2021大会と2022大会はオンライン開催となったため、通常の抽選比較からは外れます。
そこから通常開催に戻った2023大会は1.6倍まで落ち込み、ここから4年連続で倍率が上がり続けています。
| 大会 | マラソン抽選枠 定員 | 抽選対象者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 12,594人 | 20,742人 | 1.6倍 |
| 2024 | 13,734人 | 24,145人 | 1.8倍 |
| 2025 | 13,357人 | 27,470人 | 2.1倍 |
| 2026 | 12,798人 | 34,987人 | 2.7倍 |
| 2027 | 12,178人 | 37,340人 | 3.1倍 |
ここが私の独自分析です。
倍率が上がっている理由を「人気が出たから」で片づけるのは不十分だと思っています。
数字を並べると、抽選枠の定員そのものが13,734人(2024)→13,357人(2025)→12,798人(2026)→12,178人(2027)と4年連続で減っていることがわかります。
全体の定員16,000人は維持されているのに、抽選で配られる枠は縮小している。
そこに応募者数が2023年の2万人台から3万7千人台へ増えたわけですから、倍率が上がるのは計算上当然の帰結です。
つまり京都マラソンは「応募が急増した大会」というより、「抽選に回る椅子が減っている大会」と見たほうが実態に近いと感じています。

エントリー数が増えたから倍率が上がった、と思われがちです。
実際は「抽選枠の定員が減った」影響も同じくらい大きい点を見落とさないようにしたいところです。
参加料改定や定員枠の変更が倍率に与えた影響
2026大会では参加料が改定されました。
現在の参加料は、マラソンが国内(京都市内)18,500円、国内(京都市外)19,500円、海外35,000円。
ペア駅伝は1組2人で34,000円、車いす競技は3,000円です。
当選時の事務手数料も別途必要で、京都市内で1,110円、京都市外で1,170円かかります。
実際に支払う総額は、市内で19,610円、市外で20,670円、ペア駅伝で36,040円が目安になります。
本来であれば値上げは応募を冷やす要因になり得ます。
ところが2026大会はエントリー数39,221人、2027大会も一般枠で39,040人と、値上げ後も応募は落ちていません。
価格が上がっても応募が減らない、これが今の京都マラソンの需給の強さだと私は捉えています。
なお、2026大会の参加料収入に関する詳細な内訳や、今後の値上げ予定については現時点では未発表です。
エントリー方法と申込時の注意点!
申し込みの流れと個人・グループエントリーの違い
エントリーは株式会社アールビーズが運営する「RUNNET」からのインターネット申込みで、事前の会員登録(無料)が必要です。
2026大会の募集期間は令和7年7月17日(木)10:00から9月22日(月)17:00まででした。
スマートフォンで不具合が出た場合は、PCからのエントリーが案内されています。
重要なのが「個人エントリー」と「お仲間(グループ)エントリー」の違いです。
京都マラソンでは、同一人物による重複申込は落選扱い。
個人とグループ、複数のグループ間での重複申込も認められておらず、必ず1人1申込みが原則です。
ペア駅伝やお仲間エントリーは2〜5人のグループを1単位とし、抽選の場合は個人エントリーと同じ倍率で抽選したうえで、グループ一括当選または一括落選となります。
つまり「グループで申し込むと当たりやすい」という仕組みはなく、当落は完全に連動するという点だけが違いです。
「1枚のほうが有利」といった断定はできませんので、ここは分かっているルールと推測を分けて読んでください。

うっかり個人とグループの両方で申し込むと、参加料も手数料も返金されずにすべて失格になります。
申込前に、一緒に走る人との重複がないか必ず確認しておきましょう。
落選リスクを回避したい人向けの特別枠
抽選に賭けたくない人向けに、京都マラソンには先着制の枠と優先抽選の枠が用意されています。
ここは当落ではなく「申し込んだ時点でほぼ確定する」ルートなので、狙い目の考え方が抽選枠とは別物になります。
| 枠 | 方法 | 定員の目安 | 条件・注意点 |
|---|---|---|---|
| ふるさと納税枠 | 先着順 | マラソン760人/ペア駅伝20組40人 | 京都市スポーツ振興基金へ10万円以上(ペア駅伝は20万円以上)の寄付。参加料は別途必要。2027大会の入金期限は10月28日17:00 |
| 海外ランナー枠 | 先着順 | 3,000人(2027大会) | 申込時点で日本国外に居住する人が対象。定員未達分は一般枠に充当 |
| 京都市民枠 | 優先抽選 | マラソン1,600人/ペア駅伝80組160人 | 申込時の住所が京都市内の人が対象。落選すると自動的に一般枠の抽選へ回る(別途手続不要) |
もうひとつの独自分析は、ふるさと納税枠の「埋まりにくさ」です。
2026大会では9月24日時点でマラソン760人の枠に対して158人、2027大会でも8月31日時点で199人と、定員に対して余裕のある状態が続いていました。
抽選倍率が3倍前後まで上がっている大会で、抽選を回避できる枠に空きがある。
これは「お金で確実性を買う」ルートが現実的に残っているということを意味します。
費用をかけてでも確実に走りたい人はふるさと納税枠、費用を抑えて運に任せるなら一般枠、という住み分けが今の京都マラソンの姿だと私は見ています。
なお、2024大会と2025大会にはボランティア経験者枠(1.2〜1.3倍)やサブ3.5・サブ4応援枠(1.4〜1.6倍)が存在し、一般枠より明確に当たりやすい枠として機能していました。
しかし2026大会・2027大会の募集要項では、これらの枠の記載を確認できませんでした。

京都市内在住なら市民枠の恩恵は大きいです。
2025大会の市民枠は1.7倍で、一般枠の2.2倍より明確に低い倍率でした。
落選しても一般枠に自動で回るため、実質的に抽選機会が2回あると考えられます。
抽選結果はいつ分かる?
発表スケジュールとマイページ確認手順
抽選結果は、当選者・落選者ともにメールで通知されます。
グループエントリーの場合は代表者のみへの通知となるため、仲間内で共有しておく必要があります。
結果はRUNNETのマイページからも確認できます。
| スケジュール | 2026大会 | 2027大会 |
|---|---|---|
| 申込期間 | 7月17日〜9月22日 | 7月16日〜8月31日 |
| 抽選結果通知 | 10月24日(金) | 10月5日(月) |
| 参加料入金締切 | 11月4日(火) | 10月19日(月) |
| 追加抽選の有無発表 | 10月21日(水) | 10月21日(水) |
| 大会当日 | 2026年2月15日(日) | 2027年2月21日(日) |
私が特に注目しているのが追加抽選です。
入金状況などにより申込が定員に達しなかった場合、落選者を対象とした追加抽選が行われることがあります。
このとき再度申込手続きをする必要はありません。
追加抽選が実施された場合は10月26日ごろに結果が通知され、当選者は11月2日までに参加料を支払う流れです。
つまり落選メールが届いても、そこで完全に終わりではないということです。

落選通知が届いても、10月下旬の追加抽選で繰り上がる可能性が残っています。
メールをそのままゴミ箱に入れる前に、指定日までは保管しておくのがおすすめです。
入金期限とランナー受付前の注意点
当選したあとに最も注意したいのが入金期限です。
指定期日までに入金がない場合、当選は無効となります。
2026大会では11月4日が締切でした。
支払いはクレジットカードのネット決済またはコンビニのネット決済です。
希望者向けのニックネームゼッケンや寄付金、オリジナルグッズを申し込む場合は、それらの総額の6%がRUNNET手数料として加算されます。
大会が近づくと、ランナー受付があります。
2026大会は2月13日(金)13時30分〜20時、2月14日(土)10時30分〜19時が受付で、必ず本人が受付をし、代理受付はできません。
参加案内は大会約3週間前を目安にホームページへ掲載され、登録メールアドレスにも送付されます。
京都マラソンは完走率が94%前後で推移しており、制限時間6時間の中で多くのランナーが完走しています。
私はこの数字を見るたびに、初フルマラソンの舞台としても京都は選びやすい大会だと感じます。
宿泊を伴う人は、宿泊予約の案内が別途用意されているため、当選後は早めに動くのが安心です。

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まとめ
京都マラソン2026の倍率は、マラソン2.7倍、ペア駅伝3.5倍で確定しました。
東京マラソンの推定10〜12倍と比べれば現実的な数字ですが、2019〜2020大会の4〜5倍時代に戻ったわけではなく、抽選枠の定員が年々減っていることを踏まえると、難易度は確実に上がっています。
狙うなら、定員が大きく枠が分散するマラソン一般枠が第一候補。
京都市内在住なら市民枠、費用をかけてでも確実に走りたいならふるさと納税枠、という選び方が現実的です。
激戦になると見ているのはペア駅伝で、定員230組という構造的な狭さは今後も変わりにくいでしょう。
2月の京都は底冷えしますが、鴨川沿いを走り、平安神宮の大鳥居の前でフィニッシュする瞬間は、寒さを忘れるほどの景色です。
沿道の応援と、西京極から続くあの長い道のりを、あなた自身の足で確かめてきてください。



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